会話のキャッチボールを続ける7つの魔法の言葉 モテる方法・コツ

会話のキャッチボールを分解すれば攻略方法が見えてくる

  • ボール(会話の内容/話題)
  • キャッチ(相づち・声のトーン・表情・姿勢)
  • 投げ返す[方向・強さ](4つの品詞やオウム返しなど・声のトーン・表情・姿勢)
  • 間(会話のテンポ)

コンシールという6人のグループがいるとします。あなたもコンシールの一員で、そのほかにAさんもいます。Aさんがコンシールのメンバーに話題を提供しました。あなた以外の4人は一応に相づちをうって話を聴いています。

一方あなたは何の反応も示さなかったとします。笑顔すら向けることもしません。するとどのように周りが感じ取るのか、説明するまでもありません。Aさんは、あなたに無視されていると感じます。周りの人も、あなたがAさんを無視しているとわかって気まずさを感じるのです。

つまり、話題というボールをキャッチしないと”無視”したことになるのです。あなたの本心は関係ありません。無視しているつもりがなくても、反応がないと自分の話を聴いていなかったのか、無視しているのかどちらかだと判断するのです。返事に困って無反応になってしまったとしても、何の反応を示さないということは、会話というボールをキャッチしていないと同じことになるのです。

キャッチボールを想像してみるのが一番わかりやすいと思います。ボールが飛んできたのに、あなたが手を出さずに避けてしまったらキャッチボールは成立しません。動かないでいると、ボールがあなたにぶつかって痛い思いをします。会話もそれに似ているのです。キャッチしなければ会話が成り立たないのです。

会話を分解すると大まかに上の4つに分けられます。キャッチした後に、あなたがボールを返さなければやはりキャッチボールは成り立ちません。キャッチをしないという”無視”よりはマシですが、投げ返さないと相手が一方的にあなたに話しかけるという苦しい会話になります。そのうちボールがなくなって会話が終了してしまうのです。

間も大事です。ボールを投げ返すテンポ。すぐに投げ返す楽しいキャッチボールだったり、間を開けてゆったり行うキャッチボールだったり。キャッチボールにおける間は、会話の雰囲気をカラフルに彩ります。

会話でもっとも大切なキャッチ

すでにご説明しましたが、会話のキャッチボールでもっとも重要なのがボールのキャッチになります。会話においては、相づち、声のトーン、表情、姿勢などがキャッチになります。

  • 相づち
  • 声のトーン
  • 表情
  • 姿勢

基本的なキャッチの方法は相づちです。うんとかスンとかハイとかイエスとか、なんらかの返事を声に出したり、しぐさで相手に伝えます。

相手に伝わらない返事(キャッチ)は相手を不安にさせます。無視されたのではないか、話が面白くないのではないか、今は話さない方がいいのではないか。つまり、相手があなたの返事(キャッチ)を感じられないと、相手は会話をやめてしまうのです。

相手よりあなたの立場の方が上なのであれば、相手は悲しくなって、黙っていた方がよさそうだと判断することでしょう。相手とあなたの立場が一緒、もしくは相手の方があなたより立場が上なのであれば怒るかもしれません。

つまり会話におけるキャッチ(返事)はもろ刃の刃です。あなたの返事次第で、相手を不快にさせたり、心地よくさせたりをカンタンにできてしまうのです。

会話におけるキャッチ(返事)は相づち以外にもあります。笑顔になったり悲しい顔をしたり、怒った顔をするだけでもキャッチ(返事)したことになります。姿勢を正したり、背中を丸めたりするだけでもキャッチ(返事)したことになります。

「うん」という返事に、明るいトーンで判事したり、暗いトーンで判事したりすることで感情表現も可能です。

会話のキャッチボールが続く7つの魔法の言葉(投げ返す)

  1. 笑顔(口角を上げ姿勢を正す)
  2. 名詞・代名詞(私、あなたなど)
  3. 動詞(食べる、寝る、歩くなど)
  4. 形容詞(美しい、おいしいなど)
  5. 感動詞(うん、おぉなど)
  6. オウム返し
  7. なんで?

笑顔は会話の土台

会話におけるキャッチ(返事)ですでに笑顔が紹介されたのに、投げ返し方にも笑顔が紹介されているのはどういうことなのか。

会話中ずっと笑顔をつくり、キャッチ(返事)するときにだけもっと口角を上げ、笑顔を強調すれば、キャッチ(返事)でも会話中でも笑顔での会話が成立します。なぜ会話中ずっと笑顔でいる必要があるのか、ご説明したいと思います。

「笑顔千人力」「怒れる拳笑顔に当たらず」。笑顔にまつわることわざを知るだけでも、大昔から人間が笑顔に弱かったということがわかります。

職場で上司に相談したいと思ったとき、急ぎでないのであれば、上司の顔色を見て、笑顔であれば相談して、機嫌が悪そうなのであれば後で相談したほうがよさそうだと判断すると思います。つまり、いつでも笑顔の人は会話しやすく、話しかけやすいのです。

無表情な上司の場合はどうでしょう? いつも何を考えているのか表情だけで把握できないので、話しかけるタイミングを計ることができません。怒っているのか危険がいいのかわからないのです。人はわからないことにもっとも恐怖を抱きます。つまり無表情は、怒り顔よりも話しかけにくいのです。

何が言いたいのかというと、会話は、会話する前から始まっているということです。誰だって笑顔の人との会話の方が心地いいのです。そして会話中笑顔の人が相手だと、会話を継続しやすくなります。途中に期限が悪くなったり、無表情になると、会話を続けていいのか不安になります。

つまり笑顔は、会話の土台になるのです。笑顔でいるだけで会話の質が上がります。相手の会話を受け入れていることになるのです。どんな内容で会話というボールを投げ返しても、笑顔で投げ返すのか、無表情で投げ返すのか、あなたが投げ返すボールの質が変わります

もっとも便利で使いやすいオウム返し

オウム返しは困ったときにとっても便利な会話の投げ返し方法です。どのような投げ返しをすればよいのか悩む必要がないからです。つまり、どうしよどうしよって投げ返す言葉に詰まったときに、相手の会話に出てきた同じ単語を言うだけでいいのです。しかも、以下のようなメリットまであります。

相手の言いたいという気持ちを満足させられる

相手「明日から3日間旅行に行くんだ」
あなた「旅行?」

といったようにオウム返しをします。オウム返しには、相手の返事の選択肢を奪わないというメリットがあります。しかも、相手の好感度が上がるというメリットまでついてきます。

どうして相手の言いたいという気持ちを満足させることができるのかというと、相手の返事を縛らないからです。「旅行?」って聞き返した場合、相手の言葉の中からその単語を抽出しています。つまり新たな単語を使っているわけではないのです。ですから相手は、「箱根に行くんだー」とか、「彼氏と行くんだー」といったように、相手の自由に返事ができるわけです。つまり、相手が言いたいことを言わせてあげられるということになります。

相手「明日から3日間旅行に行くんだ」
あなた「誰と行くの?」

「誰と行くの?」と投げ返す方法ももちろんありです。しかしオウム返しと違って相手の返事を縛り付けます。相手は「彼氏と行くのー」という返事しかできません。まず最初に「箱根に行くのー」って言いたかったとしても、先に「彼氏と行くのー」としか言えなくなるわけです。

安心させながら相手の会話をサポートできる

相手「誰だれのライブチケットゲットできたよ! たった5分で完売だったんだぜ! マジ嬉しいよ!」
あなた「そりゃマジ嬉しいな!」
相手「ライブまで1カ月間眠れそうにないぜ!」

このようにオウム返しという合いの手を入れることで「ちゃんと話を聞いているぞ」と安心感を与えることができます。しかも会話のテンポを妨げないというメリットまであります。

オウム返しの注意

当たり前のことですが、使いやすいからと言ってオウム返しだけ使っていてはいけません。他の返事ができるのであればオウム返しを使わず、困ったときにだけオウム返しを使うくらいがちょうど良いと思います。会話では結構返事に困ることが多いので、それでもオウム返しは頻繁に使うことになると思います。

疑問があったら「なんで?」って素直に聞く

いつもは手作り弁当の友人が「今日はコンビニ弁当なんだよ」といったら素直になぜかを聞き返します。「なんで?」と聞いてみれば「かぁちゃんが熱を出したんだ」と答えてくれます。多少不自然になってしまうこともありますが、「なんで?」だけ使っていてもそれなりに会話のキャッチボールができてしまうのが不思議です。

相手「今日はコンビニ弁当なんだよ」
あなた「なんで?」
相手「かぁちゃんが熱を出したんだ」
あなた「なんでかぁちゃんは熱を出してしまったんだ?」
相手「昨日雨降ったじゃん? 傘持っていくの忘れたらしく、濡れて帰ってきたんだよ」
あなた「なんで迎えに行ってやらないんだよ、かわいそーだろ!」
相手「傘忘れているなんて知らなかったんだよー!」
あなた「なんで雨が降った時点で電話してやらないんだ」

といった感じで、「なんで?」だけで会話のキャッチボールを進めることは可能です。とはいえ見てわかる通り、使うタイミングや使い過ぎに注意しないと不自然です。上の例の場合、不自然さは感じないものの、相手を責めているように感じさせますし、しつこく感じます。つまり、使いやすいからと言って使い過ぎに注意が必要です。

代名詞だけでボールを投げ返す

相手「クッキー食べたい!」
あなた「私もー」

といったように、まるで合いの手を入れるように相手の会話に同意して、相手の会話のテンポを上げるサポートができます。「私も」は、相手との共通点を見いだせたときに使うことができます。心理学上、共通点が多いほど親近感を抱いてくれると言われていますのでどんどん活用してください。

ただし薬と同じでやりすぎると毒になります。嘘をついてまで共通点をアピールしていると思われないよう気を付けましょう。

「私は……」は、相手とは異なる視点を提供する場合に使います。「私も」と同じく、会話を盛り上げることのできる言葉です。

ただし、「私は……」を使う場面は相手の会話を十分に盛り上げた後でなければなりません。あなたが相手の会話の主役を奪ってしまうことになるからです。

相手「私クッキー好き!」
あなた「私もー」
相手「おいしーよねー? 何が一番好き?」
あなた「カントリーマアム!」
相手「わかるー! 柔らかくておいしーよねー!」
あなた「ねー! わたしはチョコも好きだよ!」

といったように、十分に相手の好きに関して会話を広げてからでないと、まるで相手の会話を奪ってしまったようになるので注意してください。クッキーが好きだと教えてくれているのに、わたしはチョコのが好きと、初めから自分の視点を入れてしまうと、場合によっては感じ悪い印象を与えてしまいます。

動詞、形容詞で捻りを加えると喜んでくれる

相手「クッキー食べたい!」 
あなた「たべるー」

といったように、相手の動詞に合わせてオウム返しをするとテンポよく会話が進みます。

この返事にひねりを入れて「クッキーはかわいいよね」といったように、「食べたい」という動詞をひねって、ポジティブな形容詞を使って新たな視点を言葉にします。すると「食べたい」という相手の視点・望みに対して、新たな視点を提供することになるので、相手は自分の好きなものを褒めてもらえたと感じて喜んでくれます。

ネガティブな形容詞はおすすめしません。自分が好きなものを否定するような発言を聞いたら誰だって機嫌を損ねるからです。

相手「クッキーっていろんな形があってほんとにかわいいよねー」
あなた「クッキー食べたい!」

といったように、「かわいい」という形容詞に対して、今度は動詞である「食べたい」で返します。すると、可愛いという意見を無視しているにもかかわらず、あなたの願望が表立って可愛らしく感じられます。わたしが好きなものをそんなにも強く欲しがってくれるのかと感じられて嬉しいのです。

感動詞で変化球を投げ返す

相手「クッキー食べたい!」
あなた「私もー」
相手「じゃあクッキー持ってくる!」

と会話を進めると、スマートに2人で仲良くクッキーを食べる流れになります。

相手「クッキー食べたい!」
あなた「しめしめ」
相手「え? なに、嘘でしょ!? まさか全部一人で食べちゃったんじゃないでしょうね?」
あなた「おっと(口が滑った)」

と感動詞だけで会話を進めると、相手はあなたが使った感動詞から、その感動詞を使う理由を推測するしかありません。例文では、「しめしめ」とか「おっと」といった、相手に都合の悪い推測を促す感動詞をあえて使うことで、相手をからかっています。

素直で可愛らしい人であればその言葉に誤解します。相手は急いでクッキーを確認、クッキーが残っていることがわかると、「騙さないでよ!」とかなんとかじゃれ合いながら、結局仲良く一緒にクッキーを食べる流れになります。

相手「クッキー食べたい!」
あなた「ヤッホー」
相手「取りに行ってくる―!」

「ヤッホー」も感動詞の一つですが、「しめしめ」と違ってからかっている内容になりません。「私もー」と同じような効果をもたらしつつも、「私もー」よりもっと喜んでいる、食べたいって気持ちが伝わる感動詞になります。

つまり、あなたが選んだ感動詞によって、面白い変化球になるので会話がダレません。むしろ楽しさが増すので、たまに活用していくことをおすすめします。